
レストランのワインセラーで常時2000本以上のワインを管理していますが、注文時に目的のワインを探すことに時間がかかったり、出庫記録漏れなどで、データ上はあるはずのワインが無いことが頻繁にあったり、棚卸に時間がかかったりなどの問題をRFIDの導入で解決することができました。
導入前の課題
- 1. ワイン探索
-
同じ銘柄の生産年違いなど、似たものが多く、探し出しに時間がかかる。
- 2. 出庫記録漏れ
-
レストラン繁忙時にワインの注文が入るなど、記録漏れが多い。
- 3. 棚卸
-
近年、会計監査時に資産計上漏れなど厳しく指摘されるが、棚卸に時間がかかる。
これらの課題をRFIDタグで解決します!
RFID導入の効果
効果①
ワイン探索
RFIDリーダーの探索機能で目的のワインを短時間で探し出せるようになりました。
効果②
出庫記録
注文などでワインを出すときにワインについたRFIDタグを読み取って出庫することで、短時間で記録ができ、記録漏れがなくなりました。
効果③
棚卸
RFIDリーダーでワインセラーのワインを一括読取りすることで、棚卸時間を大幅に短縮できました。
RFID ワイン管理 運用概要

- 1. ワイン入庫時登録
ワイン名、生産年、金額、入庫日など、必要事項を入力して、RFIDタグに管理用IDエンコードして、新規登録します。
- 2. ワイン棚卸
ハンディターミナルにサーバーからワイン在庫リストを取り込み、保管しているワインを一括で読み取ります。
- 3. ワイン探索
ハンディターミナルにワイン名、生産年などを入力して探索します。
- 4. ワイン出庫
注文のワインを出庫するときにネッカータグを読み取り、出庫記録をします。
- ※ リユース可能なRFIDタグ
・ネッカー(首掛け)タイプのRFIDタグを使用します。
・ワインボトルの首部分に掛けるだけです。簡単に着脱できます!
・出荷したワインのタグは取り外し、再エンコードすれば、何度も再利用が可能です。